JSON-LDとは
JSON-LD(JavaScript Object Notation for Linked Data)は、ウェブページのコンテンツに構造化データを埋め込むための規格です。HTMLの<script type="application/ld+json">タグ内にJSON形式でデータを記述することで、検索エンジンやAIがページの内容を機械的に理解できるようになります。
AEO(Answer Engine Optimization)において、JSON-LDは最も重要な技術要素の一つです。AEO Scannerでは9つの指標のうち15%の配点を占めており、スコア向上に大きく影響します。
なぜJSON-LDがAEOに重要なのか
AIが回答を生成する際、ウェブページの自然言語テキストだけでなく、構造化データからも情報を取得します。JSON-LDがあることで以下のメリットがあります。
- コンテンツの意味が明確になる — 「このテキストはFAQの回答である」「これは組織名である」とAIが正確に認識
- 引用精度が向上する — AIが適切なコンテキストで情報を引用できる
- リッチリザルトにも対応 — Google検索でもリッチスニペットが表示される
AEOに効果的なJSON-LDスキーマタイプ
WebApplication(ウェブアプリケーション)
ウェブツールやSaaSサービスのページに最適です。
{
"@context": "https://schema.org",
"@type": "WebApplication",
"name": "AEO Scanner",
"description": "ウェブサイトのAEO対応度を9つの指標で評価する無料ツール",
"url": "https://aeo-scanner.com",
"applicationCategory": "SEO Tool",
"operatingSystem": "Web"
}
FAQPage(FAQページ)
よくある質問と回答を構造化します。AIがQ&A形式の情報を抽出する際に非常に効果的です。
{
"@context": "https://schema.org",
"@type": "FAQPage",
"mainEntity": [
{
"@type": "Question",
"name": "AEOとは何ですか?",
"acceptedAnswer": {
"@type": "Answer",
"text": "AEOはAnswer Engine Optimizationの略で、AIに引用されるための最適化手法です。"
}
}
]
}
Article(記事)
ブログ記事や解説コンテンツに使用します。著者情報や公開日を含めることで信頼性が向上します。
{
"@context": "https://schema.org",
"@type": "Article",
"headline": "AEO完全ガイド",
"author": {
"@type": "Organization",
"name": "AEO Scanner"
},
"datePublished": "2025-01-15",
"dateModified": "2025-06-01"
}
JSON-LD実装のベストプラクティス
1. ページごとに適切なスキーマを選ぶトップページにはOrganization、ブログ記事にはArticle、FAQ系ページにはFAQPageなど、コンテンツの種類に応じたスキーマを使い分けます。
2. 複数のスキーマを組み合わせる一つのページに複数のJSON-LDブロックを配置できます。たとえば、Organization + FAQPage + BreadcrumbListの組み合わせが効果的です。
3. 必須プロパティを漏れなく記述する各スキーマタイプには必須プロパティと推奨プロパティがあります。最低でも必須プロパティはすべて含めましょう。
4. 実際のコンテンツと一致させるJSON-LDの内容はページの実際のコンテンツと一致していなければなりません。不一致があるとペナルティの対象になる可能性があります。